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CLIL(クリル)ってなに?

最近、児童英語関連の記事や語学学習関連の広告などでよく耳にするようになったCLIL(クリル)。英語の4技能を高める教育方法として注目を集めています。

CLILはContent and Language Integrated Learning(内容言語統合型学習)の略で、文字どおり教科やトピックなどの「内容」と「言語」を融合して学ぶ教育方法です。1つのテーマをさまざまな角度で扱いながら、学習者同士がいろいろなやりとりを行い、言語を身に付けていきます。

CLILの一番の特徴は、授業の内容が「4つのC」で組み立てられていることです。

Content=内容、トピック
Communication=読む、書く、聞く、話すといった言語スキルや言語知識
Cognition=考える力、認知力
Community / Culture=共同の学び、多文化・国際理解

近年では、先生が知識を伝えて生徒がそれを覚えるという知識伝授型ではなく、生徒自身に自分の頭で考えさせることを大切にしながら、さらには仲間と話し合って課題を解決させる授業の進め方が推奨されています。CLILはまさにそうした教え方だと言えます。

英語という言葉を学ぶことによって、自分が伝えたいことを表現できるし、相手の言葉を理解できるようになる。そうした目的を持ったやりとりのために言葉があるのだというところに焦点を当てたのがCLILによる授業です。

アルク Kiddy CAT英語教室の小学校高学年向けテキストでも、CLILの考え方を取り入れています。レッスンでは順を追って、より広い範囲の語彙力や文構造を扱い、最終的には生徒が自分の考えや意見を“自分の言葉で”表現豊かに説明できるようになるカリキュラムを組みました。このテキストを通じて英語を学ぶことで、中学生に負けない英語力や思考力が身に付くはずです。

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※本記事は、アルクが発信するウェブマガジン「アルクplus」内、「CLIL(クリル)って何? 上智大学の藤田 保先生に聞きました」の内容をもとに編集・追記しております。
<参考>
アルクplus 「CLIL(クリル)って何? 上智大学の藤田 保先生に聞きました」
https://plus.alc.co.jp/2018/03/clil/