【1】 最初に on、under、in、by などの前置詞の使い方を確認しておく。
生徒にどんぐりを配布して、先生の指示に従い、指定の体の部位の上にどんぐりをのせながら口答練習する。
指示では Put the acorn on your hand. のように “your” を使うが、自分で言う際には on my hand となることを確認した上で行う。

T : What’s this?
Ss: It’s an acorn.
T : Right. Put the acorn on your head.
Ss: OK. (指さしながら) It’s on my head.
T : What are these? (どんぐりの数を増やして挑戦)
Ss: They are acorns.
T : Put the acorns on your foot.

【2】 箱の上や中、下などにどんぐりを置き、位置をあらわす表現を復習する。
生徒に目をつぶってもらい、その間にどんぐりをいずれかの位置に置き、タオルでどんぐりが見えないように隠す。

T : Where is the acorn?
Ss: It’s on the box.
T : Where is the acorn?
Ss: It’s by the box.
T : (タオルを見せて) What’s this?
Ss: It’s a towel.
T : Now, I’m going to hide this acorn. Please close your eyes.

【3】生徒にどんぐりがどこにあるかを想像して当ててもらう。
どんぐりを２つ以上使い、複数形で行ってもよい。一通り終わったあとは、先生役を生徒にやってもらう。

T : (どんぐりを隠した後) OK. Open your eyes. Where is the acorn? What do you think?
S1: I think it’s on the box.
S2: I think it’s under the box.
T : Look! Where is the acorn?
Ss: It’s on the box.
T : That’s right. It’s on the box.

※アクティビティの際は、本物のどんぐりではなく絵や写真を使った方が、タオルでカバーした際にしっかりと隠すことができるのでおすすめです。

on、under、in、by などの前置詞の使い方を再度確認する。また、desk、chair、door、bookshelf、bag などの教室の中にあるアイテムの名前を確認しておく。
生徒は、先生の指示に従って指定の場所にどんぐりを置く。指示は、教室内にあるものと前置詞を組み合わせるようにする。慣れてきたら、指示を出す先生役を交替で生徒にやってもらう。

T : Put the acorn by the door.
Ss: OK!
T : Next, put the acorn in the basket.
Ss: Sure.

※生徒一人一人に机が配置されているような教室の場合は、“Put the acorn under Hana’s desk.” のように、どの机のことを言っているのか指示を明確にする。
※どんぐりの写真や絵を使い、黒板やホワイトボードの上に貼ると、ホワイトボードや黒板に貼られた状態の時にも、It’s on the whiteboard. のようにonを使うことが確認できる。

様々な色の箱をいくつか用意し、床の上に位置を変えて配置する。位置は生徒から近いところから遠くなるように置く。
生徒一人ひとりには、紙で作ったどんぐりを１つずつ配り、合図とともにどんぐりを箱にめがけて投げてもらう。色ごとにポイントを決めておき、最後に集計する。

T : Let’s throw the acorns into these colored boxes.
Ss: OK!
S1: (自分が投げたどんぐりが入った箱を確認しながら) It’s in the pink box.
S2: It’s in the blue box.