Do you like to make a snowman?
執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰) |
子どもの頃、冬にどんな遊びをするのが好きでしたか?
雪だるま作りや雪合戦など、冬は楽しい遊びがたくさんあります。今月は、この季節ならではの遊びに加えて、様々な外遊びなどの表現を学びましょう。
●対象年齢:未就学児~小学生
●人数:アクティビティ1→大人数向け
アクティビティ2→少人数向け
アクティビティ3→小人数~10人程度
●用意するもの:
・冬の遊びや外遊びに関連する絵カード(16種類以上)
・マグネット(色違いで2つ)
[導入]
様々な遊びや活動の表現を練習します。
単語例:
ski / snowboard / ice skate / make (build) a snowman / have a snowball fight / play in the snow / ride a sled / play tag / play soccer / play baseball / play badminton など
フレーズ例:
What do you like to do (in winter / outside)?
I like to ski.
Do you like to ski?
Yes, I do. / No, I don’t.
I don’t like to ski.
Hanako likes to ski.
★進め方
【1】1人1枚絵カードを配る。パートナーを見つけて、絵カードを見せながら、おたがいにそのカードの活動が好きかを質問する、と言う活動をすることを伝える。
T : Let’s find a partner and ask a question.
For example, please say “Do you like to play in the snow?”
【2】生徒を1人選び、前に出てきてもらう。カードを1枚渡し、一緒にお手本をしてもらう。
T : S1, please come here and be my partner.
This is your card.
T : Do you like to make a snowman?
S1: Yes, I do.
T : Now, please ask me your question.
S1: OK. Do you like to play tag?
T : No, I don’t.
After asking questions each other, please exchange cards.
Then find a new partner.
S1, thank you.
S1: You are welcome.
★バリエーション1
絵カードを配る代わりに、インタビューシートを配布してもいいでしょう。インタビューをして、Yes,No の結果の欄にクラスメイトの名前を書き込んでもらいます。終わったあとに、インタビューで分かったことを、Hanako likes to ski.、Taro likes to snowboard. のように、1文ずつ発表させることもできます。
※右の画像をクリックすると、参考用のインタビューシート(pdf)をダウンロードしていただけます。
★バリエーション2
あらかじめ、制限時間を設けて、何人にインタビューできるか挑戦させてもいいでしょう。
★バリエーション3
絵カードの内容が好きな子を3人探す、などの人数設定をしても盛り上がります。
★進め方
【1】2人1組になり、テーブルの上に4マスx4マス、または5マスx5マスで絵カードを並べる。1人1つずつ色違いのマグネット(またはコマ)ををわたし、並べた絵カードの両端、対角線で斜めになる位置に置く。
T : Let’s place cards on the table.
(先生は手本を見せながら、一緒に絵カードを並べる)
This is your magnet.
You will start here.
【2】マグネットを指定のマスに置かせて、スタートの合図とともに、マスの下にある絵カードの絵を見ながら、自分が好きか嫌いかを “I like to ski.” “I don’t like to ski.” のように言う。
T : First, look at the card and say one sentence.
”I like to ski” or “I don’t like to ski.”
T : S1, do you like to ski?
S1: Yes, I do.
T : Then, please say “I like to ski.”
S1: I like to ski.
【3】文章をきちんと言い終えたら、となり合っているマスにマグネットを移し、言い終えた文の絵カードを手にする。となり合っているカードであれば、どちらにでも進めることができる。両サイドから同時に進め、マグネットを進める先がなくなったところで終了。絵カードの枚数が多かった人の勝ち。
T : Great, now please take this card.
You can move your magnet to the next card like this.
Are you ready?
Ss: Yes, I’m ready.
T : Ready, Get Set, Go!
★バリエーション
4人対戦型にして、4隅から同じ要領でスタートすることもできます。同じ絵カードを複数枚使って、生徒の人数に合わせて枚数を増やして調整しましょう
※新しいルールでアクティビティを行うときは、先生の説明はできる限り簡潔にして、手本を示し、フォローしながら生徒の理解力をしっかりと確認しましょう。十分に理解ができたと判断できたところで始めます。理解できていそうな生徒を選び、一緒に手本を示してもらうと、他の生徒の理解を促す助けとなります。
※見ているだけの生徒が出てしまう場合、待ち時間が長くなってしまうことがないように1回の参加人数を調整しましょう。それでも見ている生徒が多くなってしまう場合にはチーム戦とし、代表者がコマを動かすことにします。代表者がI like to ski.と言った後にそれを続けてその他のチームメイトがHe[She] likes to ski.と言えた時点で次のマスに進めるということにすれば、全員が一緒に参加することができます。
★進め方
【1】自分が好きな遊びを1人ずつ順番に発表する。次の人は、前の人が言った内容を覚えておき、それに加えて自分の意見を言う。
T : What do you like to do?
S1: I like to ski.
S2: S1 likes to ski, and I like to snowboard.
S3: S1 likes to ski, S2 like to snowboard, and I like to play tag.
S4: S1 likes to ski, S2 likes to snowboard, S3 likes to play tag, and I like to play tennis.
※人の名前が主語になるときは、動詞が3人称単数形になること、andをつけるのは最後の1回のみというのがこの活動の学びポイントです。ここをしっかり押さえてから、活動を行いましょう。少人数のときは、2周目、3周目にも挑戦しましょう。
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