形容詞
執筆 亀山千佳(Sunny Plumeria 英会話 主宰 児童英語インストラクター) |
形容詞の導入後、確認、定着をさせるための簡単なアクティビティを紹介します。
●対象年齢:幼児~小学生
※子どもの年齢や習熟度にあわせて難易度を調整してください。
●人数:制限なし
【参考】扱う形容詞の例(カテゴリー別)
性質、状態を表す形容詞はたくさんあります。レッスンの目的を明確にしたうえで、扱う単語を選んでください。
・サイズ:big / small / little / short / long / tall など
・温 度:cold / hot / warm / cool など
・距離、間隔:long / short / high / low など
・状 態:open / closed / full / empty / light / heavy / dark / light / clean / dirty / soft / hard / noisy / quiet など
What’s …?
先生が形容詞の単語カードを提示し、その形容詞を表す絵カードをさがす簡単なアクティビティです。
※形容詞と関連する単語は事前に導入を済ませていることが前提です。
用意するもの:
・形容詞の単語カード
・形容詞に関連した絵カード(表を上にして床や机に広げておく)
T : What’s cold?(形容詞の単語カードを見せながら)
Ss: (広げてある絵カードの中からその形容詞にあったものを探す)
S1: Ice cream!(アイスクリームの絵カードを取って)
T : Ice cream is cold.
Ss: Ice cream is cold.
●発展
2つ以上の形容詞を出題します。
T : What’s soft and white?(形容詞の単語カードを見せながら)
Ss: (広げてある絵カードの中からその形容詞にあったものを探す)
S2: Tofu!(お豆腐の絵カードを取って)
T : Tofu is soft and white.
Ss: Tofu is soft and white.
※高学年などは絵カードを使わず、すべて口頭だけでおこなってもいいでしょう。
箱を使ったよくあるゲームですが、手で触った感触だけで箱の中のものがどんなものかを描写する、形容詞の確認にピッタリの簡単なゲームです。
※形容詞と関連する単語は事前に導入を済ませていることが前提です。
用意するもの:
・中が見えない大き目の箱(横に手を入れられる穴をあけておく)
・導入済みで確認したい形容詞に対応する実物(例:ボール、ぬいぐるみ、野菜、果物など)
●進め方
※生徒ひとりずつ順番におこないます。
1.一人ずつ箱のところに来てもらい、箱の中のものを触りながら、それに関連する形容詞を言ってもらいます。
S1: It’s small. …It’s round. …It’s hard. …It’s cold. …
2.触っているものの形容詞が言えたら、それを何か当ててもらいます。
T : What do you think you are touching? What is it?
S1: marble?
T : Yes! It is a marble.
S1: It is a marble.
※発展編として、S1が描写したものについて、他の生徒たちに当ててもらうようにすることもできます。
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