文字を書いてみよう!
執筆 亀山千佳(Sunny Plumeria 英会話 主宰 児童英語インストラクター) |
●テーマ:年齢に応じた文字の習得法を考える
●対象年齢:幼児~低学年
※視覚的に文字認識ができるようになった子が対象です。
●人数:4~10名程度
※アクティビティは、年齢や習熟度にあわせて選ぶようにしてください。
準備
ビンゴシートのようなマス目を用意し、マスにアルファベット26文字(大文字)をランダムに書いておきます。
進め方
先生が指さす文字を子どもたちに言わせます。子どもたちが言うことができればそのマスに色をぬっていきます。
※マスではなく、星印やハートの形の中にアルファベットを1文字ずつ書き込んだものを用意しても楽しいでしょう。
※最後に残ったマス(色をぬらなかった文字)が、習得が弱い文字です。先生はよく把握しておき、レッスンで意識的に多く指導するようにしましょう。
T : Can you name the capital letters? What’s this letter?
Ss: M.
T : OK. Then color in the box.
T : We’re going to practice all the capital letters you did not color.
※小文字(=lowercase letters)でも同様におこないます。
準備
お手本が薄く書かれたペンマンシップシートを用意しておきます。
進め方
1.薄く書かれている文字の上を指でなぞらせます。
T: Trace the letters with your fingers.
2.薄い文字をえんぴつでなぞらせます。
T: Use a pencil to trace the letters.
3.薄い文字のない線の上で書かせます。
(最初は1本線の上でいいでしょう)。
T: Now, write the letters on your own.
See if you can make your letters sit on the line.
自分の名前が書けるようになると、学習意欲も高まります。
大文字、小文字の両方を書けるようになった子どもたちには、名前の最初の文字は大文字であることをきちんと伝えることが大切です。
T: When you write a person’s name, you start with a capital letter.
T: I will write your first name for you so you can trace over it.
Then write on your own on the other lines.
※パソコンの使用が可能であれば、アルファベットや名前をタイプさせ、自分の打った文字をモニターで見せてあげます。
またプリントアウトしてわたせば、おうちの方にもよろこんでもらえるでしょう。
1.自分の名前が書けるようになったら、家族の名前も書いてみましょう。
T: Now you can write your name well.
Why don’t you write the names of the people in your family?
2.名前の書き方が認識できたら、次は名字もあわせてフルネームで書く練習(字間をあける指導もします)、さらには電話番号や住所の書き方も教えていきます。
「小学校英語指導者資格」(J-SHINE資格)の取得を目指す
小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース
指導の土台となる理論から、実践で必要になる教授法や指導法を学び、講座修了後、すぐにレッスンをスタートできる力を養います。
小学校英語指導者資格(J-SHINE資格)の取得や、アルクの教室開設にもすぐにつながる講座です。