野菜とくだもの
執筆 亀山千佳(Sunny Plumeria 英会話 主宰 児童英語インストラクター) |
野菜とくだものをテーマに、数や色に関する表現を組み合わせたアクティビティをおこないます。
●対象年齢:制限なし
●人数:制限なし
●準備するもの:野菜やくだものの絵カード数枚、または実物を数個程度
※先生は、生徒の学習歴や年齢、興味に応じて下記のアクティビティから適したものを選びましょう。
導入のアクティビティ:いくつあるかな?
絵カードや実物を使いながら、数についてたずねたり答えたりする練習をします。
※生徒が食べ物の名前を言えるように練習しておきましょう。
●発話例
T: How many strawberries are there?
Ss: (There are) five.
●バリエーション
・質問と答えが言えるようになったら、生徒にペアをつくらせ、ペアで質問し合う練習をします。
・上記の質問に前置詞句を加えて難易度を高めます。
例:How many oranges are there on the table?
■準備
野菜やくだものの絵カードと色カード、各数枚を裏にしてそれぞれ積んでおきます。
■進め方
生徒は順番に食べ物カードと色カードを1枚ずつ(あわせて2枚)引きます。
ほかの生徒は、声をそろえて “What’s this?” と質問をし、カードを引いた生徒は、出た食べ物と色を組み合わせて “It’s a green strawberry.” のように、カードを見てすぐに言えるようにします。
■バリエーション
ある色のカードをあらかじめオニカードと決めておき、その色を引いた生徒には、“turn around ten times” “walk like a gorilla” など、既習の動作表現を使ってできる罰ゲームをしてもらってもいいでしょう。
複数形をすでに習っているクラスでは、野菜やくだものが複数描かれているカードを使って “What are they?” “They’re ○○.” の表現を言わせてもいいでしょう。
■準備
野菜やくだものの絵カードを生徒に見えるように並べておきます。
■進め方
生徒にペアをつくらせます。
ペアごとに店員と客の役割を決め、買い物のやりとりをします。
お客さん役になった子は、並んだ絵カードのなかから好きなものを選んで発話することとします。
発話例 C: CUSTOMER(客) S: SHOPKEEPER(店員)
S: Hello. May I help you?
C: Yes, please. A melon and some peaches.
■バリエーション
上記を基本パターンとして、学習歴に応じて導入する表現の難易度を変えていきます。
S: How many peaches?
C: Three.
S: How about some vegetables?
C: A tomato, please./ No, thanks.
S: Here you are.
C: Thanks.
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