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四季のアクティビティ

執筆 斎藤 美祈(東京インターナショナルスクールアフタースクール/キンダーガーテン

イメージ
2022/3/3up

「季節」を意識した英語を使って、自分のことや友だちのことを知る活動をしましょう。

●対象年齢:小学生
●人数:1~30人程度
●用意するもの:
イメージ  ・四季の絵カードまたは写真
 ・カード(発表用)
 ・インタビューシート
 ・筆記用具
 ・色鉛筆 など
●今月の表現:
spring, summer, fall, winter, season

What season do you like?
What is your favorite season?
I like ….
Because ….

What season does he/she like?
He/She likes ….
Because ….


アクティビティ1
書く・発表する

四季の草花や動物を関連づけ、自分の好きな季節を発表できるようにします。

進め方:
【1】四季の絵や写真を掲示し、それぞれの季節は英語でなんと言うかを確認する。

T : Look at this picture.
This is a picture of spring.
How about this picture? What season is this?
This is a picture of …, s…, su…, sum…, yes, this is a picture of summer.


【2】生徒に、それぞれの季節に関連する果物、植物、動物、行事、イベントなどを挙げてもらう。先生は答えのサンプルを用意しておくと、答えを引き出し易い。出てきた単語は全て板書しておく(ステップ3でこの答えを活用する)。

T : In spring, what flowers can we see?
In summer, what kind of fruit can we eat?
In fall, where is a good place to go?
In winter, there are lots of fun things we can do. What do you like to do in winter?


イメージ 【3】発表用のカードを配布し、全員の前で発表させる。拡大したカードに先生のお手本を記入して掲示しておくと、活動を進め易い。単語・文に加えて、絵を描かせると、作業時間の差が調整しやすく、言葉で表現しきれない思いを、先生が汲み取りやすい。

T : Let’s make a presentation card about your favorite season.

【TIPS!】
●生徒数が多い時は、同じ季節を選んだ子同士で1つのグループを作って4グループに分かれて一緒に作業を進めてもいいでしょう。
●発表が終わったら、季節のシールやスタンプを押してあげるといいでしょう。
●季節が一般的な感覚や先生のイメージと違っている場合も、生徒の感覚をできるかぎり尊重してあげましょう。英語を使って発表することが本日の活動の目的なので、訂正する必要はありません。


アクティビティ2
聞く・書く・発表する

自分の好きな季節や家族・友達の好きな季節について発表できるようにします。

進め方:
【1】アクティビティ1で自分のことが言えるようになったら、クラスメイトにインタービューをさせる。先生は”Hello Ryo,”などと子どもの一人に声をかけ、インタビューの仕方とインタビューシートの記入方法のお手本を見せて、活動を始める。

T : It’s time to interview your friends.
Here are your interview sheets.


イメージ 【2】インタビューシートを使って、全員の前、またはグループ内で発表させる。

【TIPS!】
●制限時を設け、何人にインタービューできるかなどの数値目標を加えると、ゲーム感覚で活動が進みます。
●習熟度に合わせて、「理由は2つ以上言うこと」などのルールをくわえてもいいでしょう。
●人数が多いときは、あらかじめどの季節が一番人気かを予測しておき、最後に結果を比べると盛り上がります。
●友だちだけでなく、先生や家族などにインタビューしてもいいでしょう。

【発展活動】
●小学中学年以上では、有名な人物(スポーツや芸術)、映画やアニメのキャラクター、歴史上の人物などについて、架空のインタービューをしてもらいます。答えを想像して発表すると、とても面白い発表を聞くことができます。
例)I interviewed Shohei Otani. He likes winter. Because he can come back to Japan. He can meet his friends and family in Japan.