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数字のアクティビティィ

執筆 斎藤 美祈(東京インターナショナルスクールアフタースクール/キンダーガーテン

イメージ
2022/8/3up

1から20までの数字を連続で言えるようになったあと、ランダムに数字を英語で言えるようになる練習をします。

●対象年齢:小学生低~中学年
●人数:1~35人程度
●用意するもの:
・数字カード(1~20まで1セット)
・マグネット、カラーポンポン、カラーモール(短いもの)など(グループまたは人数×ゲーム回数分)
・紙袋(グループまたは人数×ゲーム回数分)
●フレーズ例:
How many OO do you have? 
There is[are] 数字+名詞.
There is[are] 数字+形容詞+名詞.
(We have ~. / We found ~.の表現でも可) 


アクティビティ1(導入)

進め方:
【1】今日のテーマがNumbersであることを伝え、手拍子と足踏みを使って数字(発音とレベルに合わせて綴りも)を確認する。

T : (ゆっくりのリズムで)One, two, three eyes on me! One, two eyes on you! Clap your hands!

イメージ 【2】数字と英語の発音を一致させる。番号カードを黒板にランダムに並べる。数字を初めて習うクラスは1から昇順に並べてもよい。先生はカードを指さし、生徒が番号を英語で言う。早口で数字を指さしたり、ゆっくり迷いながら指さしたりと緩急をつける。生徒に前に出てきてもらい、数字を指さす役を担当してもらってもよい。

T : (番号カードを指差しながら)One, Five, Seven…
Ss: One, Five, Seven…


【TIPS!】
●これまでに習った数字はランダムに練習し、習っていない数字は数えながら確認します。「数」と「発音」が一致してることが大切なので、時間の許す限り丁寧に確認をすること。


アクティビティ2
Clap & Count!games

進め方:
【1】先生が手をたたき、生徒がその数を言うゲームを行う。先生が数字を英語で言いい、子どもたちがその回数手をたたくCount & Clap!ゲームも可能。
T : I will clap my hand. Then, you say NUMBER of times I clapped my hands.
If I clap like this(1回手をたたく), you say “one”.
If I clap like this(3回手をたたく), you say “three”.


【TIPS!】
●新しい知識を導入するときは、手や体を動かしながら取り組みましょう。幼児や低学年は特にその点を意識すると楽しく、定着にも繋がります。


アクティビティ3
“How many” games!

進め方:
【1】あらかじめポンポン、モール、マグネット、鉛筆などを紙袋、または中身が見えない箱などに入れおく。中に入れるアイテムの色やサイズをバラバラにしておくとゲームをより複雑にすることができる。この袋のセットをグループxゲームを行いたい回数分用意しておく。

【2】クラスをグループ分けし、各グループに与えられた紙袋に入っているポンポンを合図と同時に数え、先生に言いにくるゲーム。まず、机に並べてある複数の紙袋から一つを選び、まだ開けないように伝える。
T : First, when I say “Let’s start.”, please come here and choose one paper bag.
Do not open the bag, OK?
Then, when I way “Let’s count.”, please open the paper bag and count how many pompons in the paper bag.


【3】先生の合図で生徒は袋を開けて数を数えはじめ、終わったら先生のところに来るように伝える。数え終わった紙袋はキープして、次の袋を選ぶ。ゲーム時間を設定して、数を競ってもよい。
T :When you are ready, please come here.
I will say “How many pompons do you have?”
Then you say, “We have five pompoms.”
If you are correct, you can choose the next bag from here.
Then, please go back to your table.
Open the paper bag and count pompons inside the bag.


【TIPS!】
●英語の習熟度に合わせて活動を変化させることができます。
≪例≫
 ・数の後に形容詞を加える
  We have ten red pompons.
  We have ten small pompons and five big pompons.
 ・教室の中、学校の中にあるものを数えて報告をする活動
  How many fire extinguishers do we have on the 5th floor?
 ・教室の中に限らず、街の中、またはインターネットや書籍を活用して、日本や他国の「何か」を数える活動
 ・理科の活動と合わせて、花の花びらの数、動物の歯やツノの数、体重や体長など
 ・単位(cm, m, kgなどと合わせるとより広い活動が可能です)
おすすめWEBサイト:外務省(キッズ外務省)世界色々雑学ランキング
●アルファベットや数字など、小さい頃からチャンツなどで連続して言うことには慣れているます。 そこから一歩発展させて、アルファベットや数字を一つ一つを取り出しても「使える」知識として定着させる取り組みが大切です。
●小さいうちは手と体を使うと新しい知識が定着しやすいですから「もういいよ!」と子どもたちに言われるくらい、楽しく繰り返し実数と発音を一致させながら「数字を言う」活動に取り組むことはとても重要です。