天気と寒暖 (1)
執筆 亀山千佳(Sunny Plumeria 英会話 主宰 児童英語インストラクター) |
天気の言い方と、それにともなう寒暖の表現を使って簡単なアクティビティをおこないましょう。
●対象年齢:幼児~小学生
●人数:制限なし
天気の言い方
さまざまな天気の名称をおぼえましょう。
導入の際は、絵カードのほか、写真や図鑑、あるいは実際に外の天気を実況しながら口頭練習すると実感できるでしょう。
【単語例】
sunny, rainy, cloudy など
寒暖の表現
さまざまな寒暖表現の名称をおぼえましょう。
導入の際は、絵カードや、実際に外の天気を実況しながら口頭練習すると実感できるでしょう。
【単語例】
cold, hot, cool, warm, dry, humid など
It’s … の表現
上記の単語に “It’s …” をつけて言う練習をしましょう。
生徒が混乱しないよう、天気と寒暖の単語がきちんと言えるようになってから、新たな気持ちで導入するとスムーズに行くでしょう。
導入方法は、上記の単語と同じ方法でかまいません(絵カードなどを使用)。ひとつずつ丁寧に練習しましょう。
T: It’s sunny.
Ss: It’s sunny.
T: It’s cold.
Ss: It’s cold.
準備するもの:
・天気と寒暖のカードを2セット(それぞれ積み上げておく)。
・天気と寒暖から連想できる衣類や食べ物や日用品など、実際に用意できるもの(絵カードでの代用も可)。
・取った品物を入れるかごを2個、先頭の生徒の脇に置いておく。
進め方:
1.教室の前方に、裏返しにした天気と寒暖のカードと、品物を置いておきます。
2.生徒を2チームに分け、1列に並ばせます。
3.各チームの2番目に並んでいる生徒は、いちばん上のカードを めくり、出た絵カードの単語を英語で言います。(例: It’s hot.)。
4.各チーム先頭の生徒は、言われた表現に関連のある衣類や物を取りに行きます(例: It’s hot.の場合、暑いので帽子や飲み物など)。
5.1点選んだら所定のかごに入れ、次の生徒にバトンタッチします。
6.2番目の生徒は、3番目に並んでいる生徒がめくって言った英語を聞いてから、さきほどと同様に品物を取りに行きます。
※生徒の学習歴によってカードを読む際の表現法を変えてもよいでしょう。学習歴の浅いクラスの場合は”It’s …” を外して言わせることもできます。
※勝敗は、早く一巡したチームが勝ちとしてもいいですし、他のアイディアでも結構です。
※毎回めくって出てくるカードは、チームごとに違う可能性が高いです。相手チームに惑わされずに的確な品を取りに行くようにしましょう。
※品物を持って戻ってきた際、 “Here.” や “Here’s a hat.” など、言える表現があれば進んで使わせるようにしてください。
※揃える品物の例:かさ、長靴、マフラー、タオル、うちわ、ペットボトルの飲み物、Tシャツ、水着、日焼止め、目薬など、枠にとらわれずに用意してみてはいかがでしょうか。
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