Fish and Spell 音とアルファベットを結びつけよう!
執筆 中村千津子(アルクKiddy CAT英語教室 太田校) |
文字と音の結びつきを知り、理解させることを目的としたアクティビティを紹介します。
おなじみの魚釣りゲームを応用した楽しいアクティビティです!
●対象年齢:小学生以上(アルファベットを正確に読めてフォニックスの基本の音を認識している子どもたち)
●人 数:4人から6人程度
●用意するもの:
・名刺大の紙にアルファベットを1文字ずつ書いた文字カード26枚
※各カードには金属のクリップをつけておく
※a、e、i、o、uは赤で、xは緑で、他の文字は黒で書く
・各アルファベットの基本の音で始まる単語の絵カード26枚
※apple、ball、cat、dogなど、子どもたちが音をよく知っている単語にする
※xについては、fox、boxなど、xで終わる単語でもよい
※この絵カードには、単語のつづりは書かない
・わりばしなどの先にタコ糸などの丈夫な糸をつけ、糸の先端にマグネットをつけた釣りざお2本
◆導入◆
ゲームを始める前に、絵カードと文字カードを一緒に示しながら、すべてのアルファベットと音を復習しておく
<文字カードを示して>
T : What’s this letter?
Ss: A!
<絵カードを示して>
T : A says a, a, apple.
1.文字カードを表を上にして床にまく。また、絵カードは裏返しに重ねてすみに置いておく
2.子どもたちを2チームに分け、それぞれのチームに釣りざおを1本ずつ渡す
3.各チームの代表を決め、代表同士でじゃんけんをする
4.じゃんけんに勝った方のチームから先に、積んである絵カードを上から1枚取り、そこに描かれている絵の単語の最初の音を表す文字カードを、釣りざおで釣る
※じゃんけんに勝った方のチームから先に、積んである絵カードを上から1枚取り、そこに描かれている絵の単語の最初の音を表す文字カードを、釣りざおで釣る
5. 釣ったカードは必ず先生に見せて確認し、合っていればもらえる。間違っていれば、文字カードをまた床の上に戻す
6.制限時間内に、より多くの絵カードと文字カードのペアを作ったチームの勝ち
※最後がxで終わる単語の場合は、xの文字カードを釣ってもよいことにします
例)boxの場合は、bでもxでも正解とする
上記の「文字釣りゲーム」のあとに、さらに続けて行うことができるアクティビティです。
◆準備◆
・「文字釣りゲーム」で各チームが作ったペアの数を、1ペア=1ポイントとしてカウントし、これを各チームの持ち点とする
・「文字釣りゲーム」をするまえに、あらかじめ先生が”angel word”と”devil word”を、絵カードの単語のなかから数枚ずつ選んで決めておく。これは、まだ子どもたちには伝えずにおく
1.先生はまず、”angel word”についてスリーヒントクイズを出し、子どもたちは早い者勝ちで答える
※単語だけでなく、単語の頭文字まで答えさせてもよい(会話例を参照)
2.正解したチームが出題された単語のカードを持っていれば、2ポイント、持っていないチームが答えれば1ポイントの得点となる
T : Let’s guess the angel word.
It’s red. It’s yummy. It’s a fruit. What is it?
S : It’s an apple.
T : That’s right. “Apple” starts with the letter….
S : A!
T : Great. Do you have the “apple” card?
S : Yes.
T : OK. You get 2 points.
3. “angel word”についてのクイズが終わったら、今度は”devil word”についてのスリーヒントクイズを出題する。正解したチームが出題された単語のカードを持っていれば1ポイント、持っていないチームが答えればそのチームに2ポイント加算される
「文字釣りゲーム」の勝敗が「天使と悪魔ゲーム」でひっくりかえったりするので、とてももりあがるゲームです。
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