国名をおぼえよう!
執筆 亀山千佳(Sunny Plumeria 英会話 主宰 児童英語インストラクター) |
日本語で知っている国の名前を英語でおぼえてみましょう。
生徒の興味と知的レベルにあわせたアクティビティです。
●対象年齢:小学生
●人数:制限なし
あつかう国名を決めます
近隣国や、日本語でよく知っている国、ワールドカップなど、メディアでの露出度の高い国など、生徒がよく知っている国名から取りかかると導入しやすいです。
絵カードはもちろん、世界地図や地球儀、国のパズルピースなど、手もとにあるもので利用できそうなものを使いながら、コミュニカティブに進めていきましょう。
国名例: Australia / Italy / France / China / Spain / Brazil / Korea / the United States
1.国の「形」と日本語名を手がかりに、英語の言い方に慣れます。
T : Do you know the name of this country?
What country is this? Can you name it?
Ss: 韓国.
T : OK. What’s “韓国” in English?
Ss: …
T : Korea.
Ss: Korea.(同様にほかの国についてもおこないます)
2.応用練習です。
先生は英語で国の名前を言い、生徒たちはその国を指さしたり、カードがある場合はカード取り(かるた形式)をします。
T : Australia.
S1: Australia.(オーストラリアを指さす)
3.今度は日本語と英語を対にして理解度を高めます。
先生が言う国名(英語)を、生徒は日本語で言い、国をさがして指さします(あるいはカードを取ります)。
先生が日本語で言った場合は生徒は英語で答えます。
T : イタリア
S1: Italy.(イタリアを指さす)
※逆の場合、T : Italy. → S1: イタリア
指導のアイディア
生徒の年齢や知的学習レベルにあわせて指導内容を調整してみましょう。
「国旗」を使って上記1.と同様の手順で、国名をおぼえます。最初は生徒にとってなじみのある国からおこないます。
国の「形」と「旗」
国の形(地図)と国旗の両方を使って神経衰弱などのアクティビティをします。
あそび感覚で形、国旗、国名をいっしょにおぼえることを目標としてみましょう。
先生は国の「特色」をヒントに出して、生徒はどこの国かあてます。
T :Kangaroos and koalas live here.
S1: Australia.(オーストラリアを指さす)
「首都」をおぼえる
小学校で世界の首都を勉強した生徒には楽しいアクティビティとなるでしょう。
生徒が知っている首都を中心に、興味の範囲を広げます。
ペアになってクイズを出しあうなど、コミュニカティブにおこないます。
T : What’s the capital of Japan?
Ss: It’s Tokyo.
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