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冬に身につけるものを使ったアクティビティ

執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰

イメージ
2020/2/3up

寒い冬の季節。冬になると、自然と着る服の枚数も多くなりますね。
socks(ソックス)と言えば「靴下」のことですが、ペアとなる左右の靴下の片方のみについていう場合は何といいますか。 身につけるものをあらわす単語の中には、単数形・複数形のものがあります。

●対象年齢:未就学児~小学生
●人数:制限なし
●用意するもの:
・カード(身につけるものの単語)
・文字カード(It,They,is,are,身につけるものの単語)
・手作りサイコロ(6面のうち3面に”It is”、残りの3面には”They are”と書き込んでおく)


[導入]

身に付けるものの名前を練習します。

単語例:
●身に付けるものの名前
イメージ hat / cap / T-shirt / shirt / coat / jacket / sweater / pants / skirt / jeans / socks / shoes / boots / scarf / mittens / gloves

●衣服を描写する形容詞
polka-dot / striped / red / big / cute / cool / beautiful / new
単数形(hat, cap, coatなど)と、複数形(jeans, pants, shoesなど)の使い分けをしっかりと確認してから、アクティビティに移りましょう。

フレーズ例:
It is a hat.
They are pants.
It is a cool T-shirt.
They are new shoes.



Activity 1:サイコロで神経衰弱

★進め方
【1】テーブルの上に、絵カードを裏返した状態で広げる。順番にサイコロを振り、その後で絵カードを一枚めくり表にする。

T : Spread all the cards face down on the table.
  S1, roll the dice, please.
S1: Sure.


イメージ 【2】サイコロの目で”It is”が出た場合は単数形の絵カード、“They are” が出た場合は複数形の絵カードという正しい組み合わせができれば、“It is a hat.” “They’re pants.” のように言い、絵カードがもらう。絵カードがなくなるまで繰り返し、手にした絵カードの枚数が一番多かった生徒の勝ち。

T : (They areと書かれたサイコロの面を確認しながら)
  Everyone, can you read this?
Ss: “They are”
T : That’s right.
S1: S1, now please choose one card and turn it over.
T : Do they match?
Ss: Yes! They are pants.
T : S1, you can keep this card. Who wants to try next?


Activity 2:文字カードで神経衰弱

★進め方
【1】文字カードを、主語(It/They)、be動詞(is/are)、名詞(a hat/pantsなど)の3グループに分け、裏返してテーブルの上に並べる。まずは主語のグループからカードを1人1枚選び表にする。

T : S1, please choose one card here and turn it over. Can you read it?
S : “It”
T : Correct!


イメージ 【2】次に、be動詞のグループから1枚選び表にする。この時点でもし It is / They are のように組み合わせが正しければ、名詞のグループからさらにカードを1枚選び表にする。
“It is a hat.”のように文法的に正しい文が作れた場合には、全員で文を復唱し、生徒はその名詞の文字カードを手にすることが出来る。
正しい文章にならなかったときは、次の人の順番に移る。名詞の文字カードが全てなくなるまで繰り返す。

T : Then, try one more card.
S : “is”
T : Do they match?
(Itとisを見比べながら)
S : Yes!
T : Then, try to turn over one more card here.
  Can you make a sentence with these three cards?
Ss: Yes. It is a scarf.


<アレンジ>
時間を節約したいときに。カードの組み合わせが合わなかった場合、全ての文字カードを裏側に戻すことはせず、最後の文字カードのみを裏返しにして次の人の番に移る。
例えば、一人が It is までは正しい組み合わせでカードを引いたものの最後にめくったカードが jeans だった場合、jeans のみ同じ場所に裏返す。 次の人は、It is の文字カードがすでに表になった状態で自分の番になり、名詞カードを一枚めくるところから始める。

★バリエーション1
カードの組み合わせが合わなかった場合、全ての文字カードを裏返すことはせず、最後の文字カードのみを裏返して次の人の番に移ると時間の節約になります。
例えば、一人が It is までは正しい組み合わせでカードを引いたものの最後にめくったカードが jeans だった場合、jeans のみ裏返します。次の人は、It is の文字カードがすでに表になった状態で自分の番になり、名詞カードを1枚めくるところから始めることができます。

★バリエーション2
形容詞の文字カードも加え、It is a big hat. のように文を作ってもいいでしょう。
4枚を組み合わせる神経衰弱にすると時間がかかってしまう可能性があるので、主語カードは全てあらかじめ文字面を表向きにした状態ではじめても良いでしょう。

イメージ ★バリエーション3
神経衰弱にはせず、バラバラにした文字カードを使って文を作り、制限時間内にいくつ文を作れるか競争することでも十分に楽しめます。特に形容詞カードを追加して使う場合には、様々な文を作ることができるので盛り上がります。

<ミニアドバイス>
神経衰弱とはしないで、バラバラにした文字カードを使って各自文章を作り、制限時間内にいくつ文章を作れるか競争することでも十分に楽しめます。特に形容詞カードを追加して使う場合には、様々な文章を作ることが出来るので盛り上がりますよ。






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