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楽しくアルファベットを書いてみよう!

執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰

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2020/3/2up

今月はアルファベットの書き方の練習を様々な形でご紹介します。「アルファベットを書く練習=ノートに書く練習」だけでは決してありません。子どもたちの年齢や興味に応じて、さまざまな形でアルファベットを書く練習をしてみましょう。

●対象年齢:【1】・【2】 4歳ぐらい~ / 【3】・【4】 5・6歳ぐらい~
対象年齢は目安であり、低年齢の場合にどのくらいが対象となりえるかを参考にしたものです。子どもの筆圧の強さ、ペンや鉛筆を正しく持つことができているか、文字へ対する興味などに応じて調整すると良いでしょう。小学校低学年で、アルファベットに初めて触れる子にも最適です。
●人数:制限なし
●用意するもの:
・アルファベットカード
・各アクティビティに合わせた小道具(下記【1】~【4】参照)


やり取りの例 (【1】~【4】を使用するときの導入・全て共通)
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T : Look! What’s this letter?
Ss: “A”
T : Yes. Let’s write “A” today.
Ss: OK!
T : One. Two. Three.
(と言いながら、空中でアルファベットの書き順を示す)



それぞれの小道具を使った練習

【1】お手製文字カードを使った練習 イメージ

★用意するもの
・手作り文字カード (キラキラのラメ入りグルースティックを使ってアルファベットの文字を書き、乾燥させたカード)

★ポイント
カードの文字をなぞるだけなので、低年齢の子でも楽しめる活動。
文字の部分に凹凸とざらざらした感触があることで、指先の感覚を楽しみながら文字を書く練習ができる。


【2】砂のトレイを使った練習

イメージ ★用意するもの
・砂や塩などを入れたトレイ

★ポイント
One, two, three の掛け声とともに、トレイの中に入れた砂や塩の上に指で文字を描く。


【3】手作りミニボードを使った練習 イメージ

★用意するもの
・アルファベットカード(市販の大判のもの、またはB5サイズくらいの紙に印刷したもの)
・厚みのあるボード(紙をはさんで使う市販のクリップボードなども可)
・ざらざらした材質のプラスチックのシート
・ビニールテープ
・チョーク
手作りボードは、100円ショップなどで売られている材料でOK。
台のボードはクリップボードでも可。(手軽で手に入りやすい)
プラスチックのシートは、クリアファイルや薄いまな板など、表面がざらざらで半透明であればOK。

イメージ ★作り方
1.ボードの大きさより少し小さめに切ったシートをボードの上に置き、上部をビニールテープで止める。
2.カードを置く位置のガイドライン用として、ボードに四角くビニールテープを貼る。(必須ではない)


★使い方
イメージ 1.アルファベットカードをボードの上にのせ、プラスチックシートのカバーをかぶせる。
2.そのうえから、チョークでアルファベットをなぞる。
3.カードを抜くと、自分が書いた(なぞった)文字を自分の目で見て確認することが出来る。


★ポイント
・太めのチョークは、まだ筆圧が弱く鉛筆を持つことが難しい低年齢の子どもでも、楽しみながら文字を書くための土台となる練習ができる。

・写真のような三角のチョークを使うと、しっかりと「書く」感覚が楽しめるので鉛筆を持つ前の低年齢の子どもにおススメ。

【4】クリアファイルを使った練習 イメージ

★用意するもの
・アルファベットが書かれた紙
・クリアファイル
・ホワイトボード用マーカー

★ポイント
中の紙を入れ替えることで、何度も書いたり消したりしながら練習できる。ホワイトボードイレーザーやウェットティッシュなどで消すことができる。






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