お化けを完成させよう!
執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰) |

まだまだ暑い毎日が続く9月。暑い日の風物詩の1つと言えば「怪談」。 今月は、「おばけ」をテーマにしたアクティビティをご紹介します。10月のハロウィーンのアクティビティとしても楽しめます!
●対象年齢:幼児~小学生
●人数:2~6名程度(人数制限なく行うことも可能)
●用意するもの:絵カード、ghostの絵カード
●フレーズ例:
What’s this?
It’s an eye.
What are these?
They’re eyes.
The ghost has three eyes.
The ghost has no legs.
●単語例:(単数形と複数形の使い分けを練習しておく)
eye, nose, mouth, ear, hand, leg, eyes, noses, mouths, ears, hands, legs
【1】 ホワイトボードにお化けの輪郭をあらかじめ書き込んでおく。
eye、nose、mouth、ear、hand、leg の絵カードを裏替えして、机の上に置き,生徒に1枚カードを引いてもらう。
T : First, please place these cards face down on the table. What’s this?
(机の上に伏せた6枚のカードとは別のghostの絵カードを見せて)
Ss: It’s a ghost.
T : We’re going to draw a ghost. S1, Can you choose one of the cards here?
S1: Sure. (カードを引いて) Eye.
T : Can you draw an eye?
S1: Yes.
【2】 引いた body cardsのパーツが、先生の ghost の絵カードに描かれたものにあった場合、ホワイトボードのお化けの輪郭にそのパーツを描き、文で説明する。
一方、描かれていないパーツであるカードをひいた場合には、絵を描き足すことはせずに、The ghost has no ears. のように文で説明する。一度引いたカードは再び机に伏せた状態に戻し、軽く混ぜて同じように行う。誰かが全て必要なパーツを描き込むまで繰り返し、一番早くホワイトボードの ghost が完成させた人の勝利。
T : What does the ghost have?
Ss: The ghost has an eye. (全員で英文を言う)
※チーム戦の場合は、いずれかのチームの中で一番早くghost が完成したチームの勝利。
※あらかじめ、The ghost has two eyes. のように複数形になる表現、そして、The ghost has no legs. のように、no 使う時のフレーズを練習しておくと、スムーズにアクティビティを進めることができる。
否定の場合、The ghost doesn’t have legs. のように、doesn’t を使うこともできる。クラスのレベルに応じて、どちらのフレーズが最適かを見極める。
★アレンジ1
全体的な進行は同じだが、先生の持つ ghost の絵カードは用意せず、どの body parts であったとしても絵を描いていく、みんなで面白い絵を作るアクティビティ。参加人数が多い場合には、4名ほどでグループを作り、グループごとに絵を完成させる。あらかじめ、1人何回カードを引くか回数を決めておき、カードを引いてパーツを描き足すたびに皆で英文を言う。描き足したパーツが増えるたびに、文章が長くなるほか、同じパーツが2個以上になった場合には数+複数形で言うようにする。
例:
(eye のカードを引いて描いた後に)
Ss: The ghost has an eye.
(nose のカードを引いて描き足した後に)
Ss: The ghost has an eye and a nose.
(leg のカードを引いて描き足した後に)
Ss: The ghost has an eye, a nose, and a leg.
(再びleg のカードを引いて描き足した後に)
Ss: The ghost has an eye, a nose, and two legs.
※目の形や大きさなどは決めず、各自、自由に描いて良いこととすると、面白い絵が完成する。
★アレンジ2
進行はアレンジ1と同じ。あらかじめ描いておく輪郭をモンスターの形にする。または、動物の輪郭を描き、monster cat、monster lion 等にしても面白い。
その場合には、6枚の絵カードのうち、hand の代わりに tail を混ぜておく。
※ハロウィンのアクティビティとしてもおすすめ。
★アレンジ3
6枚の絵カードの代わりに、手作りサイコロを作り、6面に絵カードと同じ絵を貼っておき、サイコロを振って絵を描くアクティビティにしても楽しい。
「小学校英語指導者資格」(J-SHINE資格)の取得を目指す
小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース
指導の土台となる理論から、実践で必要になる教授法や指導法を学び、講座修了後、すぐにレッスンをスタートできる力を養います。
小学校英語指導者資格(J-SHINE資格)の取得や、アルクの教室開設にもすぐにつながる講座です。