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以心伝心? 連想ゲーム

執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰

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2021/5/21up

オンラインのレッスンでも、教室のレッスンでも楽しめるゲームの第2弾。気軽にでき、大人数参加可能で盛り上がるゲームをご紹介します。 

●対象年齢:小学生(アクティビティによっては未就学児も可)
●人数:2名~(大人数のほうが盛り上がる)
●用意するもの:

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・スケッチブックと鉛筆
(またはミニホワイトボードとマーカー)
※スケッチブックがあると使いやすいが、紙であればなんでも可。ミニホワイトボードとマーカーがあれば、何度も繰り返し使えるので便利。

●フレーズ例:
What is something big?
What is something tiny?
Choose an animal which is huge.
Choose a vegetable which is white.
Who wrote “whale”?
How many people wrote “radish”?
How do you spell “elephant”?
You are the only one who wrote “cherry.”


●単語例:
形容詞を練習
big, huge, small, little, tiny, tall, high, short, heavy, light, fast, slow



アクティビティ【基本編】

【1】先生がテーマを決めて、そのテーマに沿った答えを生徒に1つだけ考えてもらい、紙もしくはホワイトボードに各自書き込ませる。
例えば、「大きな動物といえば?」というテーマに対しては、クジラ、ゾウなどの答えが考えられる。 テーマの出し方は、「大きい」「小さい」などの形容詞や、色を活用する。

T : Please choose an animal which is huge. Then write it down.
T : Don’t show your answers until I say OK.
Ss: Sure.
S1: I’m finished.
S2: I did it.
S3: I’m done.


【2】合図とともに一斉に答えを見せ合う(オンラインレッスンでは、カメラに向けて答えを見せる)。一番多い答えを書いた人の勝ちとなる。例えば、whaleと書いた人が8人。
elephantと書いた人が5人。hippoと書いた人が3人いたときには、whaleと書いた人の勝ち。一般的にみんなが書きそうだと思う答えを考えられるかがポイント。

T : Is everyone ready to show your answers? If so, please raise your hands.
Ss: I’m ready.
T : Are you ready? Show me your answers. Who wrote “whale”?
S1: I did it.
S2: I did, too.


★テーマ例:
赤い果物といえば? (apple, strawberry, cherry)
酸っぱい食べ物といえば? (lemon, grapefruit)
苦いものといえば? (bitter chocolate, coffee)
高いものといえば? (giraffe, Sky Tree)
テーマを「果物」「野菜」などと限定せずに、What is something big? What is something tall? などとすると、解答が限定されずに面白いアイデアを引き出せる可能性がある。考え込んでしまう子がいる場合は、スムーズに進みづらい可能性もある。

※答えた人数をポイントにしても面白い。例えば、whaleと書いた人が8人、elephantと書いた人が5人、hippoと書いた人が3人いた場合は、whaleと書いた人は8ポイント、elephantと書いた人は5ポイント、hippoと書いた人は3ポイントとなる。最終的に一番ポイントの高かった人を勝ちとする。
※スペルが正確に書けない生徒がいる可能性がある場合、多少のスペルミスがあっても口頭で言うことができていればいいことにする。正しいスペルを書くことがゲームの目的ではないことを理解してもらう。未就学児が参加する場合には、絵を描いてもいいこととすると、年齢問わず参加しやすくなる。
※生徒がタイピングができ、チャット機能が使える場合には、答えを先生宛に送ってもらうことでも対応できる。そのときに、全参加者宛に送らないように注意することが必要。


アクティビティ【アレンジ編1】
質疑応答OK 全員一致を目指せ!

各自答えを書いたあと、お互いに質疑応答をして良いこととする。ただし、答えを言わせるような質問をしてはいけない。
質疑応答の中で、相手が何を書いているかを探り合い、多くの人が書きそうな答えを考える。質疑応答のあと、一度だけ自分の答えを書き直して良いこととし、みんなで同じ回答を書くことができるように話し合う。
(全員が1つ目の答えを書き終えた後)

T : Do you have any questions? You can ask questions each other.
S1: S2, is it red?
S2: No, it isn’t.
S3: S2, what color is it?
S2: It’s pink and it’s round.
S1: Do you eat it often?
S2: I usually eat this in summer.
S1: Oh, OK. Probably I like it, too. I’m going to change my answer.
T : No more questions? Who wants to rewrite your answers?
S1/S3: I do!


※カテゴリ―や大きさ、色などについて聞くとよい。例えば、Is it a vegetable? / Is it big? / Is it green? / Can you eat it? / Do you have it in your house? / Where can I see it? などのような質問が考えられる。
※誰かが質問した内容とその答えをしっかりと聞き取り、推測しあうことが必要なので、参加者全員のチームワークが必要になる。


アクティビティ【アレンジ編2】
かぶらなかったのは誰?

他の誰ともかぶらない答えを書いた人を勝ちにしても面白い。思いもよらない子供たちの楽しい発想が楽しめる。

T : Show me your papers. Ready? One two three!
T : What did you write?
S1: ant
S2: mouse
S3: fly
S4: mouse
S5: ant
T : S3, you are the only one who wrote “fly.”