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クリスマスのリレーアクティビティ

執筆 池田 真紀子(ベスティ子ども英語教室主宰

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2021/11/29up

クリスマスパーティなどで、大人数で楽しめるアクティビティアイディアを紹介します。

●対象年齢:小学生
●人数:8人程度~大人数まで
●用意するもの:
 【共通】
 ・クリスマスに関連した絵カード、動作カード
 【アクティビティ1】
 ・クリスマスに関連する単語のアルファベットカード
 ・ミニホワイトボード
 ・ペン(それぞれチーム数分)
 【アクティビティ2】
 ・大きさが異なり重ねられる箱または封筒(数個(枚)×チーム数分)
 ・クリスマスに関連する単語または絵のかかれた紙(数種類×チーム数分)
 【アクティビティ3】
 ・ミニクリスマスツリー
 ・毛糸のボール
 ・動作カードの絵が描かれたサイコロ(それぞれチーム数分)

●フレーズ例:
 I want a book for Christmas.
 We want a book, a toy car, a watch and a bicycle.
 Let’s jump.
 Let’s walk backwards.


●単語例:
クリスマスに関連した単語:Christmas tree, reindeer, stocking, wreath, book, watch, bag, toy car, bicycle, game など
動作を表す単語:owalk, run, jump, hop, tiptoe, walk backwards


準備

進め方:
生徒たちを人数が均等になるようにチームに分け、チームごとに一列に並ばせる。
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列の前後の床にあらかじめテープで線を引いて、それぞれにAとBのスペースを確保しておく(全アクティビティ共通)


アクティビティ1

進め方:
【1】ある単語を表す同じアルファベットカードのセットをチーム数分用意し、Aにミニホワイトボードをとペン、Bにカードをおもてにした束を置く。

【2】各チームの列の一番後ろに位置している生徒が、Bに置かれたアルファベットカードの束の中からカードを一枚取り、アルファベットを確認して元に戻る。
そして自分の前に並んでいる生徒の背中に同じアルファベットを書く。背中にアルファベットを書かれた生徒は、背中に書かれたものが何かわかったら、同じアルファベットを自分の前に並んでいる生徒の背中に書く。
先頭の生徒は、答えが分かったら、Aに置かれたホワイトボードに小さく文字を書きこむ。

T : We are going to play “Back Writing Game”.
Please come here, and look at the first card.
Then, please write the letter on the back of the person in front of you. Use your finger like this.
Ss: Sure.
T : The person in the very front writes down the letter on this whiteboard, and goes to the back of the line.


イメージ 【3】ひと通り終わったら、一番前にいた生徒(ホワイトボードに書き込んだ生徒)が後ろにまわり、1人ずつ位置を移動する。
そして、同様の動作を繰り返す。すべて終えて、ホワイトボードに書かれたアルファベットを並び替えると何の単語になるかをチームごとに考えて答えを書き、先生に答えを報告する。
全チームが終わったら、次の単語のアルファベットカードを設置し、同様に繰り返し行う。

T: When all of the letters are done, unscramble the letters and make a word.


アクティビティ2

進め方:
【1】大きさの異なる、重ねられる箱(または封筒)を用意し、いくつか重ねたものをAに置いておく。それぞれの箱には、クリスマスに関連する単語が書かれた紙(または絵が描かれた紙)を入れておく。先頭の生徒は箱を1つ開け、その中の紙を確認する。

T : The person at the front opens the first box. Then please find the card inside.
T : What’s this?
Ss: Book.


イメージ 【2】生徒は列に戻り、紙にあった単語を使って、“I want a book for Christmas.” のように文を言いながら、後ろの生徒に箱を渡す。
受け取った生徒は、伝言ゲームの要領で、同じように文を言いながら次の生徒に箱を渡す。最後の生徒は箱を持ってAのエリアに行き、同様に繰り返す。最後の箱まで全部終わったチームの勝利。
※箱の渡し方は、上から渡す、横から渡す、あるいは、足もとを潜らせて渡すなどアレンジができる。

T : Say “I want a book for Christmas” and pass the present to the next person.
The person at the back comes to the front.
Then open the next box and find another card.


アクティビティ3

進め方:
【1】Aには各面に動作の絵が描かれたサイコロと毛糸のボールが入った箱を、Bにはミニツリーを置いておく。先頭の生徒はAに置かれたサイコロを振り、出た目を確認する。例えば、jump の絵が描かれている目が出たら、チームみんなで “Let’s jump!” と言う。

T : The person at the front comes here and rolls the dice.
 (実際に誰かにサイコロを振らせて、出た目の絵を確認する)
Ss: Jump.
T : Yes. Please say “Let’s jump” together with your teammates.
Ss: Let’s jump.


イメージ イメージ 【2】サイコロを振ったあと、Aに置かれたボールを1つ取り、出た目の動作をしながらBへ移動する。Bに到達したら、ミニツリーにボールを飾って列の一番後ろに着き、一人ずつ前にずれる。
次の先頭の生徒が今度はAの位置に移動し、同様に繰り返す。制限時間内にボールを一番多く飾り、デコレーションできたチームの勝利。

T : Then, pick up one ball, and move to this place by jumping.
Please decorate the Christmas tree with the ball, and go to the back of the line.
When the time is over, the team which decorates the tree with the most balls will be the winner.


全体のアドバイス

口頭だけでルール説明すると文が複雑になりかねない。そのため、実際の動作を手本として見せながら、できる限りシンプルな表現を使って説明するとよいでしょう。